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神河ヒルクライム レースレポート

え〜すクライマーです。

7/7(日)に兵庫県で開催された第2回神河ヒルクライムに参戦しました。

去年の第1回大会は、僕が自転車に乗り始めて、初めて参加したレースなので、この大会にはとても思い入れがあります。

当時、部で最速のクライマーを自負していて、自分の力がどれくらいのものなのか挑戦してみたくて、たまたま部のポストに届いていたパンフレットを見て、勢いで応募したのが懐かしいです。

その時の結果は32位と、まずまずの結果でホッとしましたが、同時に、上には上がいることを思い知らされました。

記念すべき第1回大会で優勝された兼松選手の表彰台での輝かしい姿は、とても眩しかったです。

「いつか自分もこうなりたい」と強く思いました。

それまで、スポーツのスター選手を観ても、憧れを抱いたことはありませんでしたが、このときは心の底からカッコいいと思いました。

この第1回大会があったからこそ、今の自転車が大好きな自分がいます。

果たして、今の自分は理想の自分に近づいているのでしょうか?

前置きが長くなりましたが、以下レースレポートです。

めっちゃ長文です。




当日、7:10分になりスタート地点に整列。

さっそくマークしている選手の位置を確認します。
今回、同グループでマークしていた選手は3名。

第1回大会で21位だった桑原選手、後輩が神戸GF400を一緒に走ったという、キャノンボールも達成されている加藤選手。そして最も警戒している吉見選手。

吉見選手は、第1回大会を同グループで走るも、激坂で千切られて以来、ずっと一方的にライバル視していました(笑)
菰野、伊吹山、吉野大峯、そして富士ヒルで年代別入賞されてて、今年の勢いがスゴイです。
残念ながら、僕とは年齢が離れていて、普段のレースで一緒に走ることはできませんが、神河ヒルクライムは、ざっくりとしたクラス分けのため、直接対決することができます。
なので、なんとしてでも勝ちたい選手です。絶対に見失わない位置でスタートを待ちます。

参加者リストを見るに、他のグループで強そうなのは、山下選手と米倉選手。ですが、僕より1分以上あとでのスタートで、追いつかれた時点で勝ち目はないので気にしないことにします。

関西で有名な強豪選手の多くはチャンピオンクラスに流れているので、中学生以上〜39歳以下の部の優勝候補は、吉見選手、山下選手、米倉選手だと考えていました。(米倉選手は欠場。そして、気づかなかったのですが、富士ヒルの主催者選抜クラスに出場された選手が第2グループにいました)



7:31になりスタート。吉見選手が上がっていくのが見えたので、ついていきます。計測地点のこってん亭を通過すると、吉見選手が先頭をぐいぐいと走ります。

実は正直に言うと、このレースで平坦区間を先頭で走るつもりは全くありませんでした。平地はあまり得意でないので、極力平地で足を使わずに、登りで勝負したかったからです。

しかし、吉見選手が積極的に集団をひく姿に「つきいちで勝っても面白くない。正々堂々と戦って勝ちたい」と思わされてしまい、ローテに加わることにしました。

集団ではなるべく前に位置どり、自分の番がくると前をひきました。自分から先頭交代を促すことはありませんでしたが、ちょうどいいタイミングで後ろの方が交代してくれて、ありがたかったです。

集団全体ではローテはうまく回ってなく、ひく人がある程度固定されているように感じました。

中でも、加藤選手は先頭をひく時間が長かったです。加藤選手のレースレポートを見ると、後発集団のペースが速い場合を想定して走られたようです。

一方、僕は参加者リストから想定した後発グループのペースはそんなに速くないだろうし、仮に速くても登りでタイム差は埋められると判断して、自分からペースをあげることはしませんでした。

平坦区間が中盤にさしかかり、他の選手の様子を確認すると、苦しそうな選手が多かった気がします。僕はまだ余力があり、心拍も1時間近く耐えられる数値だったので、いい感じのレース展開でした。

いよいよ平坦が終わろうとすると、神崎高校の選手がするすると前に出て、集団から抜け出しました。

足をつかって追走する選手は現れず、どんどん差が広がっていきます。

この段階で独走にもちこまれることはないだろうと思いましたが、登りが始まってから差を埋めるのは避けたかったので、ペースを上げて追走。

神崎高校の選手に追いつき、後ろを見ると、綺麗に10人くらいの長い列ができていました。

全然意識していなかったのですが、結果的に登りまで集団を連れてきてしまったようです。

このまま集団で登るのは、なんとなく嫌だったので体重の5.5〜6倍のパワーでヒルクライム開始。

一定のパワーで登り、斜度が緩いところではペースアップを狙います。

最初のカーブで後ろを確認すると、4人くらいの選手がついてきていました。そこに吉見選手がいなかったのは意外でした。

吉見選手とは去年の雪辱を晴らすため、登りで戦いたかったので、この展開は残念に思いました。

そこからは5倍のペースで走り、斜度がしばらく緩くなる区間に入ると、アウターに入れてアタック。

30km/hをこえるペースでゴリゴリ走ります。

下見のときに、ここでアタックするのは決めていました。

後ろとの差が広がっていき、無事アタックが成功。
できるだけタイムを稼ぎます。

しかし、再び斜度があがり始めると、2名の選手の追走により、後ろとの差がだんだん縮まっていきます。

先ほどのアタックで心拍はあがり、余裕がなくなりつつあったので、このまま前を走り続けるか、後ろに下がるか悩みました。

相手の状態が分からない以上、TTにこだわり必要以上に体力を消耗するのは賢明でないとの結論に至り、後ろに下がることにしました。

今思うとこの判断は正解でした。

こうして後ろに下がり、3人のパックで激坂区間、ラスト4kmに突入します。

この時点で、第一グループの1着争いは、この3人に絞られたのを確信しました。


加藤選手が先頭をひく中、回復走に徹します。

2番手に位置する稲津選手がなんのアクションも起こさないので、余力があるのかどうか気になりました。

加藤選手は平坦で、だいぶ消耗していたようでキツそうでしたが、稲津選手が分からない。

ラスト3km。
心拍も180近くまで回復したので、斜度がキツイところで試しにアタックをかけました。

あくまで様子見が目的なので、勝負を決めるつもりはありませんでした。

加藤選手が耐えられず脱落。
勝負は稲津選手との一騎打ちに。

5倍のペースで走りつづけるも、稲津選手はピッタリついてきます。

相手の手の内が全く見えず、このままゴールスプリントするのは絶対に避けたかったので、勝つためには相手の状態を確認するのが必須。

ペースを下げ稲津選手と入れ替わるようにして、後ろから様子を伺います。

すると案外しんどそうで、ペースも僕より若干遅いようでした。

これは激坂でしかけたらなんとかなるかもしれないと思い、作戦を決めました。

ラスト500mあたりに激坂があり、そこをクリアすると、ゴールゲートまで斜度が緩くなるのは下見で確認済み。

激坂まで我慢の走り。とてもキツかったです。

ラストの激坂を350Wくらいで踏む。

激坂は一見、露骨なアタックでなければ、アタックしてるのが分かりにくく、相手の反応が遅れやすいことも決め手だったのかもしれません。

そのまま全力で登ります。

おかげで激坂をクリアする頃には、10秒以上のマージンを作ることに成功しましたが、足はほぼ終わりました。

ヘロヘロの状態で目前のゴールまで走ります。
ゴールスプリントでさされないか、非常にひやひやしましたが、ラスト50mくらいで勝ちを確信。

ゆっくりとゴール。

ゴール後に稲津選手、加藤選手とお互いの健闘を称えました。

稲津選手とは、「2人でワンツーフィニッシュだったらいいですね」と話しましたが、結果は僕が2位、稲津選手が3位でした。

ちなみに、1位の選手は富士ヒルで主催者選抜クラスを走られていました。富士ヒルでのタイムは僕より1分近く速く、それがそのまま今回のレースのタイム差になったようです。
(そりゃ勝てないわ)

ワンツーフィニッシュとはいかなかったものの、念願の入賞を果たすことができて嬉しかったです。

今回のレースで、僕は第1グループのレース展開に大きく関わることが出来たと思います。

その上で、最後まで気の抜けない勝負を制することが出来たので、今まで参加したレースの中で最も達成感があります。

初めてレースに参加して丸1年。ようやく第一目標の“年代別クラスでの入賞”を果たすことができました。

次の目標は、富士ヒル・乗鞍のビッグタイトルでの年代別クラス入賞です。

そしていつかは兼松選手、田中選手、森本選手のようなクライマーになりたいです。

いや、なってみせます。



【チャリスペック】
フレーム:FOCUS IZALCO MAX←兼松選手と同じ
ホイール:レーシング3
(コンポ)
STI:ST-5800
ブレーキ:BR-6800
クランク:右 FC-6800 左FC-9000(パワメ有)
インナー バロックギア36±2T
フロントディレーラー:FD-R7000
リアディレーラー:RD-5800
チェーン:105
BB:たぶんアルテグラグレード
タイヤ:パナレーサー ジラー
重量7.5kgくらい(?)

【記録】
タイム 42分30秒
平均パワー 257W
体重51.5kg (前日測定)



P.S.
40歳以上〜59歳までの部の優勝選手の車載カメラの動画がYouTubeにアップされているので見ましたが、平地速すぎてビビりました…

僕もあれくらい速く走れるようになりたいです。

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